ステンドグラスパネルの取り付け方法
新築の物件は、建築屋さんやサッシ屋さん、大工さんなど色々な方々が現場にいますので、ステンドグラスも一緒に取り付けてくれる場合が多いです。リフォームの場合も同じです。
しかし、今ある物件に取付ける場合は、枠の加工や、取付けの時にサッシ屋さんや大工さんを呼ばなくてはいけないので、ステンドグラス以外のお金もかかります。
ステンドグラス・パネルの取り付け方法
通常、Fixの窓(開閉しない窓)につける事が多いです。
取付けも、外側に普通のガラスがあって、その内側にステンドグラスを押し縁の枠で押さえます。
取付け用の枠
取付け用の枠も加工しなくてはいけませんので、図面の段階でステンドグラスを付けるかどうか決めて、枠の加工を建築屋さんにお願いしなくてはいけません。
建ってしまってから付けると、サッシ屋さんや、大工さんをよんで取付けをしてもらわなくてはいけなくなります。
そうすると、取付け費がかかってしまいます。
建てている時に付ければ、現場に入っているサッシ屋さんや大工さんに取付けをお願いしています。
ステンドグラスと押し縁の間をコーキング
ステンドグラスと押し縁の間をコーキングしなくてはいけないので(固定させるために必要です)プロの方にコーキングしてもらった方が仕上がりもきれいです。
取付けの方法は、押し縁以外にもいろいろありますが、その場合現場を見て検討するか、建築屋さんと相談して決めています。
ステンドグラスの取付け時の微調整
通常ステンドグラスは、取付け枠の寸法よりも 6~8mm 小さく作っています。
現場で入らなかったとなると、作り直しになってしまいますし、手作業なので少し歪んでいる場合がありますので、小さめに制作して、
取付け時にゴムパッキンなどで調整します。
取付け枠の寸法は、図面通りにならない場合もありますので、枠ができてから正確な寸法を測ってお知らせいただいた方が良いと思います。
現場の進み具合や、足場の関係で、そうもいかない場合もあるかと思いますが、その辺は建築屋さんと打ち合わせして決めていきます。
ステンドグラスの取付け
ビトロは北海道にありますので道内であれば、取付けの日に私がステンドグラスをお持ち致します。
私も立ち会いますが、取付けは建築屋さんにお任せしています。
道外の場合、交通費をいただいて現場まで行く事もありますが、10万前後のパネルをつけるのに、それと変わらないくらい交通費がかかってしまうのも困りますので、厳重に梱包してお送りしています。
(今までも、名古屋での美術展に出品するために、パネルを木わくの箱に入れて送っていますが、割れていた事はありません。)
まとめると・・
建築屋さんと打ち合わせして決める事が多いので、お客様にその都度聞いてもらうのは大変だと思います。
付ける事になったら、建築屋さんの連絡先と担当者の方のお名前を教えていただいて、
こちらから直接建築屋さんに連絡をとって打ち合わせをしていきますので、ご安心ください。