デザインコンセプト
stフランシスコの教えの本や、聖画もお借りしてデザインしました。教えの本は全て読みました。
頭も心も全て、フランシスコ一色にしなくては描けません。有名な『小鳥の説教』を絵付けにしました。
恋人であるクララと向かい合わせにして、まわりにはフランシスコの教えの中にでてくる太陽・月・水・火を入れました。
聖堂の横壁一面にステンドグラスが入るという事でしたので、太陽の光を遮らない様に、明るい配色にしました。
お客様の声・交流
青森の現場という事で、取付けまでは一度も現場へは行かずに、現場監督の方と、電話やFaxでの打ち合わせをしました。現場監督のおかげでここまでできたと思っています。
取付けには、車にステンドグラスを積んで、フェリーで青森まで行きました。サッシ屋さんもとても親切で、スムーズに取付けができました。
たくさんの方のお力を借りて、本当に嬉しかったです。
シスターの方々も大変喜んでくれて、「爽やかなステンドグラスで、若いシスターも喜んでますよ。とても素敵なものをありがとうございます。」と言っていただきました。
落成式にも呼んでいただいたのですが、仕事の都合で行けなくて、とても残念に思っていました。落成式の時にステンドグラスの写真を出席者の方々にお配りしたらしく、現場監督の方とシスターの方がそれぞれ、その写真を送ってくれました。
私の手元には2つの、きちんとした厚紙にステンドグラスの写真が入った、落成記念の写真が届きました。
とても心の温かい方達とお仕事させてもらったんだなぁと、嬉しくなりました。その写真は、額に入れて飾っています。
札幌の藤女子大学のステンドグラスを取り付けている時に、青森のシスターの方達が見学にいらして、制作させていただく事になりました。
デザインのイメージは、「stフランシスコとstクララを入れて」「stフランシスコの教えも入れたい」「爽やかな色合いで」と伺い、1案提出しました。