今回は、ステンドグラスの工具である
ガラスプライヤーについてのお話しです。
ガラスを切った時に、割り取る際に使う工具です。
ワニ口(わにくち、と読みます)やグロージングYTがあります。
今回は、グロージングYTについて。
グロージングYTは、ちょっとヤスリで削るだけでこんなに変わります!
グロージングYTの噛み合わせ部分は、接点がこんなに少しです。
このまま使いますと、安定が悪く、ちょっと使いづらいんです。
細長いものなどを割り取る時は、失敗することもあります。
そこで、この噛み合わせ部分に、ちょっと加工します。
ちょっとした事なんですが、これで結構、掴んだ時の安定が変わります。
掴むのに最適なのは、ワニ口なんですけどね。
グロージングワニ口
もうガッチリ掴めますので、こちらの方がおススメなんですが。。。
私は、グロージングYTを使っています。
何故かと言いますと、割り取りの他に、削りもできるからです。
割り取りの他に、削りも!1本2役!
曲線を切る時、1回では切らないですので
(1回で切ると、途中えぐれたように欠ける事があります)
このように、カクカクします。
まぁ、ルーターで削ってもいいんですが、先にここまでしておいた方が
ルーター作業もラクになります。
今回使ってる工具の全景はこちら↓
工具はそのまま使うことは、ないんです。
使いやすいように、ちょっとしたひと手間を加えると
作業がラクに早く進みますよ。
地味な工具の、ちょっとしたワンポイントでした。