ガラスの技法にフュージングという物があります。
ガラスを釜に入れて溶かして、ガラス同士をくっつける技法です。
釜をキルンということからキルンワークという場合もあります。
ステンドグラスのガラスにフュージングをすると、ガラス一枚では表現出来なかった立体感や曲線による柔らかさ、華やかだったりはかなさを表現できるようになります。
ビトロで製作したフュージングを用いた作品を紹介します。
バラをモチーフにしたステンドグラスランプです。
フュージングでガラスを湾曲させて動きのあるデザインになっています。
幅20㎝×高さ20㎝と小さいながらも存在感は抜群です。
チューリップのデザインのステンドグラスランプです。
葉の滑らかな曲線はフュージングを用いて曲げるといった一手間かけたからこそです。
チューリップの花びらの丸みを付けるためフュージングしたものをグースタイプのステンドグラスランプにしました。
植物モチーフとフュージングは相性ピッタリの技法とも言えます。
ステンドグラスの衝立です。
花の部分は立体になるように、花の付近や下部分の白い斑点は、ガラスの粒やパウダーガラスを焼き付けて作成しています。
ガラスフィージングで作成した箸置きです。
一点一点手作業ならではのぬくもりのあるプレゼントとして喜ばれています。
ガラスの配色や配置によってそれぞれ表情がちがうのもフュージングならではです。
フュージングの箸置きのちょっとした事件について詳しくはこちら
フュージングで作成したガラスの皿です。
ステンドグラス風にみえるデザインですが、全部ガラスで出来ていますので、通常のガラスの器と同じようにご使用頂けます。
プレゼント用にもお好きな配色でお作り頂けます。
蝶モチーフの掛け時計です。
プレゼントとしても喜ばれております。
円形のガラスにパーツのガラスを並べ釜で焼くフュージング技法で作っています。
葡萄やオレンジ、レモン、グレープフルーツ、キュウイのフレッシュさを表現したフルーツの掛け時計です。
こちらもガラスのパーツをフュージング技法で作っています。
ガーベラの掛け時計です。
ガーベラの花や花びらに粉砂糖のような表現はフュージングだからこそ表現です。
エレガントながらも可愛らしいデザインで贈り物として喜ばれています。
フュージングを用いることで、ステンドグラスでの表現がより一層深まります。
インテリアなど小物以外でも、窓や扉用のステンドグラスにもご使用できる技法です。
ちょっと人とは違うステンドグラス作品をお探しでしたら、フュージング技法を用いた作品はいかがでしょうか?
ご希望のデザインやアイテムなど気軽にご相談下さい。
キクチユウコ
8月 13, 2021 at 7:56 pm
いつもお世話になっています、フュージングの作成したいのですが、ベースのガラスにカットした、花、葉等を焼く事は出来ました、が
疑問に思うのは
ベースのガラスを置かず、例えば
雪だるまを焼くと 頭と胴体は離れて焼けるのではないでしょうか?初心者が分かる
参考書みたいなのがあれば、購入したいのですが。
vitrail
9月 8, 2021 at 10:15 am
返信遅くなり申し訳ありません。
おっしゃる通り、ベースがないと離れてしまいます。
最近出たフュージングの本はこちらです。
https://confiance.vc/products/detail.php?product_id=34880
取り扱いしていない材料もあるのですが参考になりますよ。
キクチユウコ
8月 13, 2021 at 7:57 pm
お願いいたします