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自分では分からない

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本日も読書のお話し。

最近趣味を聞かれたら「読書」と言えるようになった。
というのも、人がどれだけ本を読んでるかってわからないし
趣味と言えるものなのかも分からなくね。
本を読むって、あたり前の事に思ってたんで。

先日テレビ観てたら、ピースの又吉さんが
「高校生くらいの時に、読んだ本も100冊を越えたので
自分で物語を書いてみたら、すごくつまらない内容で
それからさらに本を読むのが面白くなった」という話しをしてた。
本好きで有名な又吉さんが、高校生くらいで100冊超え。。。
私は、小学生の段階で小説に関しては超えてたなぁと思って。
「あれ?私ってすごく本が好きな部類に入るのかな?」って思いました。

小学生の時は、赤川次郎さんにはまり
角川文庫さんで出してるものは、全て揃えてた。
それだけで100近くいってて、そのうち2~3ページ読んだら
犯人がわかってしまうようになったんで読むのをやめてしまったんですよね。
古本屋さんに売りに行ったときは、本屋のおじさんに
「赤川さんから表彰されるね!」なんて言われたのを覚えてる。

うちは、父が本好きだったので
本だけは、ケチらずに買ってくれた。
小学生のおこずかいで、文庫本を買おうと思ったら
月に1冊買えるかなぁ?ってなもんですが
父は時折、本屋さんに連れてってくれて
「5冊までいいぞ!」という豪気なことを言ってくれるので
きゃ~♪と、本屋に走り込んでたのを思いだす。
そんな父はよく言ってた
「本は、人の想像力を高める。
【青い海】と書かれてるだけで広大な海と晴れ渡る空と風も感じれる。
本は、自分の想像力でどんどん面白くできる」って。
原作を読んで映画を見たら、映像にがっかりする事も多いので
私の想像力は行きすぎなのかなぁなんて思ったこともある。

中学になると、海外ミステリーにはまり
作者にとってはあたり前の日常として書かれる情景が
私には異国のワクワクする情景となって、心ときめいた。

20代くらいまでは、本も映画も海外のものしか興味なかったけど
ここ数年は、邦画も日本の作家さんも大好きですね。
「日本のはねぇ・・・」なんて気取って言ってただけなのかなぁ
なんて、最近は思いますね。

 

自分ではあたり前の事って、逆に分からなくなる時ってありますね。

本も寝る前に布団の中で読むもの。
休日のヒマな時間に読むもの。

みんなもそうだって思ってたんで、「趣味は読書です!」とは言えないでいました。
わざわざ言うことでもないようなね。
「趣味は、1日3食です!」みたいなね、「あたりまえだ!」なのかな?ってね。

で、仕事もステンドグラスの制作ですが
高校生の時からバイトで行ってて、そのまま就職、独立。となったので
「変った仕事ですね」言われても、ピンとこない。
「私にとっては、あなたの仕事の方が興味あります」と思う。
「普通の会社員ですよ」言われても
「会社員って、どんな業務なのかしら?」思う。

「私これ好きー!」「私こんなことしてるのー!」って言える人って
うらやましいなぁと思う、この頃です。

2016_11_02

昨日から読みだした本。
この作家さんは、お初かも。
車が一人称の変わったお話し。
読み始めは、一人称部分で「え?だれ?文章おかしくない?」と戸惑った。
登場人物とは違う人の心の声が、車なんでね
なんか戸惑ったけど、とても面白い作品です。

そして、今までは
読んだ本は古本屋さんにすぐ売ってたんで、自宅に本って常に30冊程度しかないんですが
今度から売らないで取っておこうかなぁなんて思います。
よくね、もう読んだ本をまた買ってることもあってね。
それに、年数が経ってまた読むと
感じ方が変わるんだろうなぁって思うんですよね。

 

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