20代の頃に好きだったアーティストの曲を聴いている。
嫌いになったわけでもなく、なんとなく遠ざけていた感じでしたが
久しぶりに聴いてみたら、結構いいですね。
その頃の感覚が蘇る。
また、違う観点でも理解できる。
20代の頃かぁ。
何を失っても、怖くなかった。
別れも疎遠も、悲しみだけはあっても
怖くはなかった。
歳を重ねると、手放す事が恐怖になる。
その後も、「もうないかもしれない」という、また恐怖。
本当は何も手にはしてないのにね。
でも、怖れるというのは
それだけ頑張って来た事だからかもしれない。
これから、もっともっといろんな事が怖くなるかもしれないけども
それだけ、自分が頑張った証しだと思おう。
そして、同じ物は決して手に入らないと分かっていれば
それでいいかもしれない。
もっと柔軟に、違う物を手にすればいい。
そして、自分がいなくなる時は、何もその手には持っていけれないんだから。
人の死というものに関わることが増える年齢になってきました。
いろいろと考えてしまう夜もありますね。