人間関係で、困るところがあった。
一定以上仲良くなった人に対する気持ち。
私は、とても多くを求めるタイプだった。
もっと自分を見て欲しいというようなね。
これは、なんなんだろう?と思っていた。
ずっと困っていた。
きっと小さい時からの何かなのかなぁと思ってたんですけどね。
私は3人兄妹の末っ子で、親も商売をしてたので
そんなに遊んでもらった記憶もない。
膝に乗せて絵本を読んでもらった記憶もなかった。
私が産まれた頃には、父も母も忙しく、そんな余裕もなかったんだろうなぁと思っていた。
上に2人いるので、遊ぶのには困らなかったしね。
あれこれ、自分の身の回りの事も、上を見て覚えていったので
早い時期から、自分で爪を切り、耳掃除もし
リンゴの皮も自分で剝いて食べてるような子だった。
本当は、あれこれして欲しかったんだろうなぁと
大人になって、幼かった自分を思い返すとそんな気がしてた。
でも、愛されてなかったとは思ってないので、それでいいのかなと思ってた。
頭ではわかっても、心は追いついていかなかったんですが
ある日、ある人にそんな話をする機会があり
こんな事を言われました。
「手をかけなかったんじゃなく、手がかからない子だったんじゃないかな」
あぁ。そうかぁ。と、思いました。
実際にはね、いろんなことはしてもらいました。
でも、上と比べてしまって、足りない足りないと、ずっと感じていたんでしょうね。
母親とも、昔話をする機会があり
そんな話をしてみたら
「そうかもねぇ。なんか、手こずった記憶ないもんねぇ。」と言っていました。
主観と客観では、違って見える。
でも、心の準備が整っていないと
納得できない事も多い。
私は、「今」分かってよかったような気もしています。
雲の形は人によって、様々。
自分の納得する形で見たらいいんじゃないかな。