ステンドグラス・ビトロ コラム

新作として、葡萄のランプを作りました。

型紙から自分で描いていきます。

モールドに紙を貼って、えんぴつで描いていきます。

描き終わったら、モールドから外して広げます。

ステンドグラスは、コパーテープ（銅のテープ）の厚み分なども考慮して
1ｍｍくらいガラスの間を空けなくてはいけません。
ちょうど良いマジックなどで、線をなぞります。

ぐるっと繋がったデザインになってますので
半分で外し、また繋げます。

このように、ぐるりと、繋げて描き上げます。
マジックで書き終わったら、鉛筆の線は消します。

色と番号を付けます。

これを２枚コピーして、モールド用（ハンダ用）とガラス切り用の型紙を用意します。

線の内側を切って、ガラス用の型紙を作ります。

この後、ガラスをカットします。
カット・テープ巻きが終わったら、モールドに両面テープを貼っていきます。

そこに、ガラスを貼っていきます。

ハンダ付けをしていきます。
表が終わったら、モールドから外し、型紙が両面テープでくっついてますので
ゆっくり剥がします。

裏面もハンダ付けをしていきます。
色つけや配線もしていきます。

このベースは、コードが上から出ますので
ベースに巻きつけるようにしてコードの処理をします。
コードを留めるための金具がベースに付いてますので
そこに合わせて、金具で固定します。

塗装がペリッといってしまいましたが、仕方がありません。

このベースは、こんな素敵な飾りも付いてます。

真上から見たところ

電気を消した状態

消していても、綺麗なガラスを選びました。
でも、電気が付いた方がより美しいですね。

商品ページはこちらです。
No.120 葡萄の蔓

（2015年制作）
（2015年4月更新）